Côtelettes d'agneau rôties

また寒くなってきたね。
春が待ち遠しいこんな季節は、
元気の出る料理とワインで、からだの中から熱くしていかないとね。


フランスに恋しちゃったら、一度はゆっくりと旅してみたい
フランスが誇る、美食の大地。

古代ローマ時代からその歴史は古く、
豊かな自然は美食の宝庫でもある。
フランス人だってその地方の名前を聞くと、思わず唾を飲み込んじゃう。
それが、南西フランスだ。

今日は、そんな南西フランスに思いを馳せて、
自然のパワーがみなぎってくる、ちから強い、
仔羊背肉を使った料理を紹介するよ。


Côtelettes d'agneau rôties
aux flageolets, sauce moutarde
à la languedocienne
 
(コートレット ダニョ ロティ オ フラジョレ ソースムータルド アラ ラングドシエーヌ)
 
仔羊のロティ 
南西フランスの香り

Côtelettes d'agneau rôties aux flageolets, sauce moutarde à la languedocienne

下に敷いてあるのは、
黒オリーヴのタプナードとアンチョビをきかせたソースムータルド。
そして、奥の鶯色はフラジョレ豆。
仔羊肉の付け合わせとしてフランスでは結構一般的だよね。
いんげん豆の仲間で、若いその豆の独特の香りと甘さは、
仔羊肉に寄り添うとより引き立てられ、おもわず納得の美味しさ。


よくある、赤ワインソースや、
ジュダニョー(仔羊のjus、だし)をソースにした料理はよく見かけるだろうけど、
こんな体験は、きっとはじめてじゃないかな?

オリーヴとアンチョビを纏わせて、仔羊を食べる。

仔羊肉ってどこか香りもワイルド。
上品に食べるだけじゃわからない、
どこまでも仔羊らしく、パワーみなぎるこんな料理。

あわせるワインは、もう決まってるよね。
そう。南西フランスのワインと合わせたら、
寒さなんかどこかに吹き飛んじゃうんじゃないかな。



ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 


chef

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